PEARL
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デザイン企画や仕入れの場面で使われる真珠の専門用語があります。 こちらのページでは真珠に関連する用語をご紹介いたします。
Contents
アコヤ貝はアコヤ真珠を生み出す「母貝」のこと。7〜8cmほどの大きさで、厚みは3cm程度の二枚貝。真珠採取用の養殖では愛媛県の宇和海、長崎県の大村湾、対馬、三重県の英虞湾が有名。
アコヤ貝から採れる真珠。別名「和珠(わだま)」とも呼ばれ、古来より日本でも親しまれてきた真珠の1つ。いわゆる「本真珠」と言われるもので、代表的なホワイトカラー以外に、イエローやピンクがある。
穴あけは、ジュエリーを作るために真珠に穴をあける加工のこと。真珠の半分まで穴をあける「片穴(かたあな)」と、穴を貫通させる「両孔」がある。
淡水真珠の母貝で、おもに日本の琵琶湖と淀川水系の一部に棲む。長さ20cmほどの大きな菱形の二枚貝。
糸替えとは、ネックレスやブレスレットの真珠に通した糸を新しいものに替えること。ワイヤーを通す場合は経年劣化が少ないが、糸の場合は年数がたつにつれて伸びたり弱くなってしまうため、たるみや糸切れの原因となる。数年ごと、最低でも10年に1度を目安に糸替えを行うとよい。
ドングリの実のような楕円形の真珠のこと。平べったい楕円形はボタン(シェイプ)という。
全長約80cmの長さのネックレスのこと。胸より下まで掛かる長さで、華やかな印象になる。
真珠に糸を通してネックレスやブレスレットを作る際、すべての真珠と真珠の間に糸で結び目を入れる組み方のこと。真珠同士がぶつからず、張りがなめらかで見た目にも美しい。万が一糸が切れた場合にも、すべての真珠が一度に抜けることを防げるメリットもある。
核は養殖真珠の芯となるもので、ドブ貝という貝の貝殻を丸く研磨して使用する。手術のように母貝をメスで切開して核を移植すると、年月をかけて核のまわりに真珠層が重なっていき真珠を作り出す。
天然真珠も養殖真珠も母貝の中で長い年月をかけて作られるため、その過程で自然にできる突起やくぼみが見られることが多い。ダイヤモンドなどの天然石に内包物が見られるのと同様に、真珠のキズは自然の営みによってつくられたものの証とも言える。キズやえくぼの大きさや量は真珠の評価のひとつとなる。
クラスプはおもにパールネックレスで使用される留め具。差し込み式やマグネット式があり、デザイン性が高いものも多く、パールネックレスのデザインの大きな要素の1つとなる。
黒蝶真珠の母貝で、おもにインド洋や太平洋の赤道付近に棲む二枚貝。赤褐色、緑褐色、黄褐色の3つの色素を持つため、生まれる真珠もブラック、レッド、グリーンなど多彩になる。
養殖時の副産物として偶発的に生まれる無核の真珠。植物のケシの実が名前の由来。
白蝶真珠や黒蝶真珠に見られることが多い、線状の溝の入った真珠。はちまき珠とも言う。
直径2mm以下の小さな天然真珠のこと。その小ささから「種(seed)」という意味でシードパールと呼ばれ、19世紀ヨーロッパのアンティークジュエリーに多く見られる。
白蝶真珠の母貝。大きいものは30cm以上に成長することもある大きな二枚貝。白蝶貝の中から生み出される白蝶真珠の他に、美しい真珠光沢をもつ貝殻も「マザーオブパール」と呼ばれて装飾品や工芸品に多く使われる。
真珠層は、核の上に巻かれた真珠構造を持つ層のこと。炭酸カルシウムを主とする無機成分とコンキオリンと呼ばれる一種のタンパク質から成る有機成分とで構成される。
真珠の形のひとつで、丸いラウンドに対して、ほぼ丸に近いがラウンドにあてはまらい形状のもの。真円に近いものから「ラウンド」「セミラウンド」「セミバロック」「バロック」と分けられる。
湖や川に棲むイケチョウ貝から採れる真珠。
全長35~40cmのネックレスのこと。首にフィットする長さで、カジュアルにもフォーマルにも使いやすいデザイン。
真珠が潜在的に持っている美しさを補う処理で伝統的にアコヤ真珠に用いられる技法。真珠本来の色を変えるものではないということから、「染色」「着色」とは区別し「調色」という言葉が使われるようになった。
一般的に真珠の光沢のことを「テリ」と呼び、真珠の品質評価の大きな要素。真珠層の厚みと、真珠層の質によってテリの良し悪しが分かれる。
ネックレスにする真珠を仮糸で通した状態のもの。この状態でストック、取引されることが多い。「連(れん)」とも言う。
日本真珠輸出加工協同組合(略称PEPCA)が認定する最高品質の真珠。審査を経て合格した真珠はGRANPEARL(グランパール)と呼ばれ、その中から選りすぐられた逸品には特別にSUPEARL(サパール)の称号が与えられる。
左右対称の雫型の真珠の形。
真珠のネックレスやブレスレットの珠と珠の間に作る糸の結び目のこと。すべての真珠と真珠の間に結び目をつくる組み方をオールノットと言う。
養殖真珠を収穫すること。アコヤ真珠の浜揚げは水温が下がる11月後半から2月頃にかけて行われる。浜揚げを冬にするのは、この時期にきれいな真珠層が形成され、真珠のテリや色が良くなるから。一方、黒蝶真珠などの南洋珠は通年浜揚げが行われる。
ラウンドやオーバルやドロップなど一定の形状ではない真珠のこと。自然から生み出された個体それぞれの形が美しい。
全長40~45cmのネックレスのこと。首にフィットするチョーカーよりも少し長く、首とデコルテの間くらいになる長さで、もっとも一般的。
平べったい楕円形の真珠のこと。長径の楕円形真珠はオーバル(シェイプ)という。
真珠を生み出す貝のこと。アコヤ貝、黒蝶貝、白蝶貝、イケチョウ貝などが有名。
おもに核の外側の真珠層のことを指す。真珠層の厚みのことを「巻き厚(まきあつ)」と言う。
全長50~50cmのネックレスのこと。デコルテより下の胸元までかかる長さで華やかな印象になる。
真珠の重さを表す単位で、1匁は約3.75g。古くから世界の真珠業界でも日本のアコヤ貝の需要が高いため、「匁」単位での真珠取引は国際的にも使用されている。身近な1匁は5円硬貨の重さ。
真珠の形のうち、最も真円に近い丸いものを「ラウンド」として選別する。
6ミリ未満のアコヤ真珠を厘珠と呼ぶ。厘珠養殖者の減少から近年特に3ミリ、4ミリは大変希少なアイテムとなっている。
パールネックレス用に、同等品質の真珠を選別して並べること。サイズ、色、テリ、巻きを揃え、さらに微細な個体差を確認しながら並べる順序を決めていく、ネックレスづくりの重要な最終工程。
パールネックレスの一連の真珠の均一感を表す言葉。この良し悪しがパールネックレスの美しさに関わる。どんなに良質な珠を使ってネックレスを組んでも、珠の形や色に統一性がなければ、洗練されたネックレスとは言えない。
連組のための作業台。真珠を一列に並べられるように溝が作られたトレイ状の道具。
全長100~120cmのネックレスのこと。お腹に掛かるロングタイプで、オールノットで組んだロープタイプのパールネックレスであれば、2回巻いて2重にして着けたり、結んでアクセントをつけるなど着用のアレンジもできる。
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